公務員の仕事はAIに奪われないけど、今後給料は下がり続ける理由

公務員の仕事はAIに奪われないけど、今後給料は下がり続ける理由

こんにちは、氷犬(@icedog_410)です。

元々は税務署で働いていた国家公務員でしたが、今は都内のIT企業で働いています。

最近は「AIに仕事を奪われる」という話をよく聞きます.。

公務員の方は「AIの普及によって公務員の仕事がなくなるというけど、本当に?」と思っているのではないでしょうか。

結論から言うと、公務員の仕事はAIに奪われない可能性が高いです。

しかし、AIによって仕事が効率化されると、「公務員は忙しくなるのに給料が上がらない」といった事態が起こります。

なぜ、AIが普及すると公務員の給料は上がらなくなるのか?

この記事では、「AIと公務員の今後」というテーマで、「公務員として働き続けるのはおすすめしない」ということを書いてみたいと思います。

公務員の仕事はAIに奪われないけど、今後給料は下がり続けると思う理由

公務員の仕事はAIに奪われないけど、今後給料は下がり続けると思う理由

「公務員がAIよりも価値が低くなるから」です。

公務員の立場がAIよりも低くなってしまう

AIとは、決められたルールに則って、高速に仕事を終わらせるツールです。

公務員の仕事は、はっきり言って単純作業が多いです。ほとんど頭を使わない作業ばかりです。

僕ももともと公務員だったのでわかりますが、公務員の仕事は決まったことをミスのないようにしっかりこなすことですよね。

事務作業しかり、窓口対応しかり、そこに個人としての判断を挟む余地はほぼありません。

もし、判断の必要がある仕事であっても、その判断は法律やその職場のルールがあり、特に例外的な処理が発生する可能性はないに等しいです。

決まったルールに則って仕事をするだけなら、AIに任せた方が早いため、「なら公務員よりAIの方が優秀だよね」と判断されてしまうのです。

ただし、公務員の職場にAIは導入できない

AIは優秀であるものの、一方で公務員の仕事がAIで置き換わることはほぼないでしょう。

理由は単純で、「AIを導入するより、人を雇った方がコストが安く済むから」です。

よく「AIに仕事が奪われる」といいますが、AIを導入して仕事を自動化するにもそれなりのコストがかかります。

特に公務員の組織はそこまで予算がないので、新しいAI(=機械)を導入することは難しいと思います。

実際、僕が税務署で働いていた時も、とある大事なシステムが税務署の職員によって作られていたという話を聞きました。

AIに仕事を奪われないものの、給料は上がらない

「AIに仕事を奪われないなら、公務員の立場は大丈夫だよね」と思った方は、考えが甘いです。

少子高齢化や、海外が力をつけることによって、これから日本の国力はドンドン落ちます。その結果、国全体の税収が減ります

また、公務員の給料は、国の税金から支払われています。

つまり、「国力が落ちる=税収が減る=公務員の給料は上がらない」といった式が成り立つのです。

まだ「給料は上がらない」くらいだったらまだ良くて、「給料が下がり続ける」といった事態も十分に考えられます。

給料は上がらないのに仕事は忙しくなる

公務員は一度雇ったら簡単に辞めさせることはできないので、税収が減っても仕方なく雇い続けることになります。

ただし、新規の公務員採用が減るので、結果として公務員が少なくなり、一人当たりの仕事は増えていきます。

給料は上がらないのに、公務員としての仕事は増え続ける。

こんな事態が起こります。

実際、僕が現役公務員だった時も、定年退職する人に対して、新規に採用される人の割合がとても少なくなっていました。

公務員の市場価値は低いので、転職もできなくなる

仮にAIが普及して公務員の待遇が悪くなったとします。

「給料も下がるし、仕事も増えてきた。転職しよう」と思っても、公務員は民間企業からその価値を低く見積もられているため、転職が難しいです。

実際、公務員から民間企業に移って思いますが、公務員の仕事はほぼ役に立ちません。仕事の性質が違いすぎます。

なので、「公務員として働き続けるのはまずい」と感じた時に転職を考えても、判断としては遅すぎるのです。

AIによって公務員の仕事が奪われるわけではありません。

しかし、仕事を奪われるよりもっと残酷な未来が待っているのです。

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現役公務員が、これからのAI時代を乗り切るために必要なたった一つの対策

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では、これからの時代に、現役公務員としてはどのような対策ができるのでしょうか。

結論を言うと、「本質的な価値を生み出せるようになること」です。

言い換えると、「言われた仕事をこなすだけの公務員を辞めて、本質的な価値を生み出せるようになろう」ということです。

プロフィットセンターとコストセンター

公務員の世界ではあまり聞きませんが、民間企業ではプロフィットセンターとコストセンターという言葉があります。

  • プロフィットセンター:企業の利益を生み出す部門のこと
  • コストセンター:プロフィットセンターを支える部門のこと

イメージで言うと、プロフィットセンターが営業・開発で、コストセンターが総務・会計・人事です。

実際、利益を生み出すプロフィットセンターの活躍が目立ち、コストセンターはあまり評価されないといったことが多々あります。

これらはあくまでも一企業の話ですが、社会全体で見ると、公務員はコストセンターにあたります。

つまり、公務員=コストセンターは利益を生み出さないので、民間企業からすると、市場価値が低く見積もられてしまうのです。

仕事を回すのではなく、積極的に価値を生み出していく

公務員の仕事は、決まった仕組みをミスのないようにうまく回すことです。

「公務員の仕事に価値がないのか」というとそんなことはないのですが、今後、社会的な立場が弱っていくという事態は避けられません。

もし、少しでも自分の人生を豊かに過ごしたいと思うのであれば、「社会に対して価値を生み出していく」という考え方が必要になります。

要するに、これからの時代を生き抜くためには、「できるだけ早く公務員を辞めて、民間企業で活躍するべき」なのです。

公務員でも、若い人にはまだ可能性がある

この記事を見ている方は、将来に不安を抱えている若い公務員の方が多いと思います。

特に20代の方は、公務員とはいえども、まだまだ可能性があります。若さは武器です。

もし、「公務員の立場はこれからどうなるんだろうか」という不安を抱えているのであれば、今すぐ転職して、積極的に良いリスクを取っていくことをおすすめしたいです。

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公務員として、AI時代を恐れるのではなく、今のうちから備えておく

公務員として、AI時代を恐れるのではなく、今のうちから備えておく

「公務員の仕事はAIに奪われないけど、今後給料は下がり続ける理由」と、その対策を解説してきました。

もし、あなたが若くて、「これからも安定した公務員として働いていく」と考えているのであれば、一度自分の考えを疑ってみてほしいです。

公務員の仕事が必ずしもダメというわけではなく、あくまでも「冷静に考えると公務員の待遇は悪くなっていくよね」という話です。

僕も元公務員でしたし、公務員として働き続けることを否定はしませんが、やはりどこかで公務員を辞めて将来に備えることをおすすめします。

公務員を辞めても、まったく問題ない

ただ、公務員を辞めた方がいいとはいっても、「公務員を辞めても大丈夫だろうか…」と不安に思うことでしょう。

でも大丈夫です。

実際、僕も公務員を辞める時は不安でしたが、何の問題もなく転職できました。

むしろ、公務員の時より楽しく働けている上に、収入も上がりました。最高です。

そこで、そんな転職経験をもとに、公務員を辞めるのが不安な方に向けて、「失敗しない公務員からの転職方法」の記事を書きました。

まずは読んで、それからより良い未来に向けて行動してほしいと思います。自分の未来は自分で良くしていきましょう。応援しています。

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